えっ、本気で言ってんの?どうもこんばんは、橋本です。
今日は以前、夏の上映会のときにお世話になった早稲田川口芸術学校のみなさんの卒業制作展を見に行ってきました。
ひしひしと感じるのは、それぞれ、その人たちが目に触れてきた世界のことです。
とりあえず言いたいことはたくさんあるのですが、さっき帰ってきたので、時間もなくて、疲れているので、
とりあえず、映像を撮っている美術作家のことは実はみんなあまり知らないんじゃないかと思うので、今日はただ淡々と何人か紹介してみます。
「美術」というと、「なんだかよくわからない」とか、「むずかしい」とか、平気でそういうこと言われますが、基本的には一緒だと思ってます。
ただ、みんな、知らなすぎるだけです。あと、本当はわかっているくせに、自分のなかで起きていることから、わからないと言って逃げてるだけです。
何も難しいことはないんです。
たとえば、たった一瞬の映像にさえ、あらゆるものが含まれてしまいます。本当にあらゆるものが。ほんとに、勝手に、含まれてしまいます。含まれてしまうんです。
よく、「言葉では表現できないもの」という言い回しで、そんな映像の特徴を表す人がいますが、言葉にだって、言葉で表現できないものを表現することはできます。
言ってる意味わかりますか?
それがわからない人は、俳句でもはじめたらいいと思います。
さて、映画が好きな人にも見てほしいような、なおかつ、今すぐインターネットで見れるものを集めてきたので、ぜひ暇つぶしに今すぐ見てみてください。細かいことは言いません。見てみてください。
さて、ミュートは解除して、イヤホンはセットしましたか?
・Paul McCarthy
ポール・マッカーシー
アメリカの作家です。ポール・マッカートニーと名前が似てますが、マッカーシーのほうは狂ってます。
一応、見る人が見る前に注意できるように、画像ものせておきます。見たことに対する責任は、わたしは、一切負いません。
・Painter(1995)
・WGG test(2003)
・Tellervo Kalleinen and Oliver Kochta-Kallleinen
テレルヴォ・カルレイネン、オリヴァー・コフタ カルレイネン
こちらは、以前、部活でも見せたりしましたが、
東京でやった「不平の合唱団」というプロジェクトです。
すごく好きな作品で、何回も見てしまいます。
・Complaints Choir of Tokyo
youtubeで見れる映像を探すのはいがいと大変だと今気付きました。負けません。
つぎ。
・Pipilotti Rist
ピピロッティ・リスト
こちらも、わたしがとても好きな作家のひとりです。
MoMA(ニューヨーク近代美術館)での個展がとても有名ですね。
・Aujourd´Hui
・I Want To See How You See
ピピロッティはpeppermintaという映画も撮っています。
予告を見ると、かわいらしいミュージックビデオみたいですが、けっこうまともに見ると危険です。
スカッとします。
こちらはフラッシュサイトなので、スマホからは見れません。
・Y0UNG-HAE CHANG HEAVY INDUSTRIES
チャン・ヨンヘ重工業
文字の嵐。
すごくクールなように見えて、見ている人は恥ずかしい気持ちになります。
なので、シンプルなのですが、なぜか目が離せない。
・オリエント
・LAST TANG0 IN T0KY0
・NIPPON
そして、この作家は以前、恵比寿映像祭というものに出ていました。
恵比寿映像祭は今年も、実は、2月8日から開催になります。
展示はなんと無料で、1000円払えば上映が見れます。
わたしたちの先生であり、みるめの顧問でもある末岡一郎さんも、過去に映像祭に出展してたことがあります。
恵比寿映像祭2013
というわけですが、恵比寿映像祭とかぶせてきました、MFFです。
末岡一郎先生の作品出展も決まりました。フィルムでの上映になります。
無料です。しかもみるめ特製チロルチョコのプレゼントあります。
普通あげるほう逆じゃないか?と思いますが、そこまでしてもみんなに来てほしいんです。
だからあげます。来ないとあげません。
みるめフィルムフェスティバル2013は2月15日(金)13:00から
阿佐ヶ谷美術専門学校422教室にて開催いたします。
絶対来てください。来ないと損しますよ。