夢破れた友人が知らぬ間に地元に帰っていたらしい。

ゆらゆらと背後に歩み寄ってくる夏の気配を無視することができなくなってきた今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。私にとっては実に21回目の夏ということになります。
そんな中、私の耳に入ってきたのはかつて音楽で飯を食っていく!という夢を掲げ上京した友人の一人、まぁD君としておきましょう、D君が夢破れて地元の牛角でバイト生活を送っているという話でした。
ざまぁみやがれ!

さて、自己紹介が遅れました私(わたくしと読む)つい数カ月前に阿佐ヶ谷美術専門学校(以下アサビ)の学生になった、まぁF君としておきましょう、F君です。
F君はアサビの学生となり、そのまま実写映像部みるめ(以下みるめ)の一員にもなりました。
F君は実生活に沢山の問題を抱えた少年でした。そして今は実生活に沢山の問題を抱えた青年です。
そんなF君がみるめに入った理由はたった一つでした。
「映画が好きだから!」
ところが「映画が好き!」なんて言うと「どんな映画が好きなの?」とか「何映画が好きなの?」とか聞かれるのがオチです。私も聞きます。
そんなこと聞かれても答えは一つです。
「嫌いな映画以外ならなんでも好き」
なんかめんどくさくなってきたので私の幼少期の頃の話へと戻ることにしましょう。

その保育園では毎朝クラスの全員で列をなして散歩をするという日課がありました。
クラスに対して引率する先生は2人くらいですからだいたい一番前と後ろか中腹にいるというのが常でした。
私はその頃発育が著しかったので基本的に最後尾でした。4歳5歳頃のことでしょうか。
一番後ろというのは先生も気にはかけたとしてもずっと見ているということは出来ません。
私は野放しに近い状態にされていました。
毎朝通る散歩のコースは決まっていました。そして必ず通るあるお気に入りの場所がありました。
それはベスト電器の横の道でした。そこにはお地蔵さんがいて、毎朝お茶が淹れてお供えしてありました。
私は良い温度に冷めたそのお茶を(絶妙な薄さも良かった)飲むのが大のお気に入りだったのです。
それがあってか私は未だにお茶が大好きです。お茶を淹れていた人はさぞびっくりしていたでしょう。
私が小学校に上がってしばらくした頃、そのベスト電器の二階に微妙なレンタルビデオ屋が出来まして、それからはそこのビデオを借り倒したことは言うまでもないでしょう。
今の私を形成する要素のうちの二つであるお茶と映画はまさにその場所からやってきたと言えるでのです。
そんな私の聖地とも呼ぶべきベスト電器(お地蔵さん含む)は今現在、憎き21世紀グループに買収され駐車場にされています。
あろうことかパチンコ屋ではなくパチンコ屋の駐車場です。
私の将来すべきことリストに「21世紀グループからあの土地を買収すること」が付け加えられたことは想像するに易いでしょう。

つまり私がかったるくも糞ほどの価値も持たない駄文を連ねて長々とかけて言いたかったことは、
8月4日に阿佐ヶ谷美術専門学校で実写映像部みるめの上映会があるよ!ってことです。
みんな来てね!

そして最後に、F君が一番好きだと言われているモデルの岸本セシルさんの画像でお別れしましょう。

PS.ラブリーに生きろ♥

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