頭のなかが5月に来日するKRAFTWERKのことでいっぱいです。橋本です。
こんなのとか、こんなのとか、かっこよすぎて、生で見れたらわたしは失禁しちゃうと思います。
いいなあ 誰かチケットください
でもわたし、「ライブ」というものには友達のまりえちゃんのライブしか行ったことありません。
どうでもいいか。
まりえちゃん、会いたいな。
2月15日にいよいよ終わってしまったMFF2013ですが、
わたしにとっては卒業式よりも卒業式みたいなもので、
もしかしたら、みんなともう会えないのかもなとか、思いながら。
自分の作品をたくさんの人に見てもらって、
なんにせよ反応がもらえたことが何よりもうれしいです。
わたしの作品、「悲しみのためのテスト」という作品を上映中に
お客さんが笑ってくれた時、「うまくいったな」と、暗幕の裏でほくそ笑んでました。
アンケートでダメ出しされたとき、にんまり笑う自分に気付きます。
ほめられたときは、ジーンときて「よかったね。」と心のなかで作品に語りかけています。
このすさまじい充実感。とてもうれしかったです。
どんなに先生からいろんなこと言われても、自分のなかで未だ不確定だった作品の価値が、昇華したというか、そんな言い方すると、ちょっとおおげさだけど、なんというか、「救われた」という気分が強いです。
作品を公開してはじめて、自分が歴史のすみっこにいることを確認することができる気がします。
長~~~~~いテーブルの隅っこにようやく座れたような。
映像作品の制作は人手が必要で、いろんな人と一緒につくるから、ひとりではないと思うかもしれないですが、作るというそのものはとても孤独なことには変わりありません。
そうして孤独に作っていると、自分が歴史の隅に立たされていることをどうしても忘れがちになってしまいます。ただの映画オタクで、美術オタクで、鑑賞者である自分で、自己満足で、芸術家ごっこで…
そうしたものから目を覚まして、解放される瞬間が、
誰かから、一人でも、それがどんな内容であれ、
自分の作品についてしゃべってくれている人がいるときです。
世の中にちゃんと存在しているということが、ごつごつした濃密な実感となって、触れるほどに表れてきます。
そして卒業です。
「さよならだけが人生だ」
と言ったのは、井伏鱒二ですが、
「さようなら」が本当に「さようなら」ってわけじゃないって
中学生のころとかは思ってました。
でも、「さようなら」が本当に「さようなら」じゃなかったとしても、
「さようなら」なんて言わなくても本当にさようならしてる人なんて、
自分の人生のなかでどれくらいいるんだろうと時々思います。
それでも、さよならだけが人生だ。
人生足別離。
この言葉は、すこし綺麗すぎるから、嫌になりますね。
終わりすぎてて、きれいすぎるから、それを必死で否定してやりたいですね。
まだまだこれからです。
もっと撮りたい。今はただそれだけです。
ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
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